【投資スタンス】IPO→投資信託と一月でスタンスを変更した理由
こんにちは。バナナです。
昨年末から投資を始めてます。
投資スタンスについてまとめておきます。
あくまで個人の考えですので、証券会社のレポートおよび各商品の目論見書を参照の上、自己判断で購入ください。
【目次】
・始めたわけ
・IPO投資とは
・株取引とは
・投資信託とは
・ドルコスト平均法(定期積み立て)
・投資スタンス
【始めたわけ】
これまで貯金して、給料数カ月分が口座に眠っていました。
どうしたらいいかわからなかったのでそのままにしていましたが、ソフトバンク株の新規上場のニュースを見て、株式投資を始めてみようと思い立ちました。
(ただし、調べているうちにソフトバンク株は申込が間に合わず見送っています)
【IPO投資とは】
IPO(新規上場)は、初めて(もしくは一度株式市場から退場したものが再度)株式市場で取引されるようになったときの株の売出し方法です。
入札(ブックビルディング)→抽選(希望人数が少なければ配分)→購入→上場の流れで進みます。
抽選により株式を入手できると、上場後に自由に売買できるようになります。
抽選による配分の場合、株式を求める人が株式を入手できない可能性もあります。
抽選により株式を入手できなかった人は上場後に購入する必要があるので、上場後に初めて取引の成立する初値(欲しい人と売りたい人の値段と数量が釣り合う値段)は高くなる傾向にあります。上場後の株価がどうなるかはわからないので、購入して初値で売却が私の基本スタンスです。
※高くなることを期待してIPO投資の人気が集中しているので、初値が入札額を下回るリスクもあります。初値予想サイトなどを利用して申し込む銘柄の選定が必要です。
申込数量は、銘柄および証券会社によって異なりますが、基本的に100株単位が多いです。なので、多くの証券会社から同じ銘柄に申し込むと、当選確率が上がります(2019年1月現在、証券会社によっては規約で他社と重複しての申込を禁止しているところもあるので、規約の確認は必要です。また抽選後の購入辞退ができない、辞退によるペナルティ(以後申し込めないなど)がある証券会社もあります)
証券会社数は限られている(さらに証券会社ごとに取扱銘柄も異なる)ため、全ての証券会社に申し込めれば、それ以上の資金は必要ありません※
※抽選ルール上有利になる証券会社もありますが、投資効率が悪いと判断しました。
【株取引とは】
・株式市場
株式は株式市場で自由に売買できます。日本の株式市場の開場時間は平日9時~11時30分、12時30分~15時です。
・売買できる株式
日本には複数の株式取引所がありますが、上場している株式会社は計3652社(2019.1.25時点)あり、自由に株式を売買できます。
・株取引における利益
株式を購入した場合の利益は、株価の上昇(キャピタルゲイン)、配当と株主優待(インカムゲイン)に分けられます。※損失はキャピタルロス、インカムロスです。
高配当・人気の株主優待株式は、これらをもらえる権利確定日前に値上がりし権利確定日以降に値下がりします。値下がりをカバーできるクロス取引という取引もありますが、取引手数料が高かったり人気が集中して売り切れ状態になったりします。
・株式市場の成長
前述の上場している個別銘柄の株式は、需要と供給により日々株価が増減しています。バブルの時期には平均株価は急上昇します。また、リーマンショックのような金融危機の際には平均株価が急降下します。しかしながら、過去の平均株価のトレンドは何度かの暴騰暴落をはさみつつ上昇しています。
まとめますと、以下のように考えます。
・個別株は、銘柄ごとにニュースを受けて上昇下降します。
→個別株の見極めが必要ですが、個人投資家が機械より先に売買することは
困難だと思われます。
またAI投資の発達した昨今、プラスのニュースマイナスのニュースは
すぐに株価に反映されてしまうと考えられます。
・市場としても短期的には平均株価の上昇下降があります。
→2018年12月~2019年1月の株価低迷を経験しましたが、
専門家のレポートでも見誤っていました。
株価上昇(強気相場)を見込んだレポートばかりを読んでいましたが、
一気に株価下降(弱気相場)のレポート一色になりました。
個人投資家の収集できる情報で読むことは困難と考えます。
・長期的な市場としては、上昇トレンドにあります。
鈍化するとは言われていますが・・・
→銘柄間のばらつき、売買タイミングのばらつきを分散させながらの
長期投資がベストという結論に至りました。
【投資信託とは】
投資信託は一定額を専門家に預けて運用してもらいリターンを預けたもの皆で分かち合う商品になります。
・投資信託のコスト
投資信託のコストは、イニシャルコストとランニングコストに分けられます。このコストが専門家の報酬になります。
イニシャルコスト:購入時手数料(購入時)、信託財産留保額(最後の売却時)
ランニングコスト:信託報酬(毎年)
・投資信託の種類
投資信託の種類は、インデックスファンドとアクティブファンドに分けられます。
インデックスファンド:
デメリット:市場平均の成長率しか期待できない。
アクティブファンド:
メリット:市場平均の成長以上のリターンが期待できる。
デメリット:
投資信託のコストが高い(銘柄は専門家の考えで選ぶので、手間と費用がかかる)
市場平均の成長を下回るリスクもある。
【ドルコスト平均法(定額積み立て)】
株式市場では急騰と暴落が発生します。
購入後の急騰は利益がでますが、購入後の暴落は損失が拡大します。
急騰、暴落のリスクを低減する手法としてドルコスト平均法があります。
簡単に言えば定額積み立てです。
10000円で80~120円の株を購入した場合、株数は以下の通りとなります。
5点で購入した場合、平均すると2%購入数が多くなる結果になります。
定額積み立てで購入タイミングを分散させることにより、高値掴みリスクの低減ができます。
購入額 | 株価 | 購入数 |
10000円 | 80円 | 125株 |
90円 | 111株 | |
100円 | 100株 | |
110円 | 91株 | |
120円 | 83株 | |
平均 | 102株 |
【投資スタンス】(あくまで個人の考えです)
・生活防衛資金:3ヶ月分の貯金を現金で持ちます。
・IPO投資:必要最小資金(200万)で行います。
・市場へ分散投資:他の貯金資産はインデックス式投資信託を積み立て購入します。
※一度にではなく、定期的に定額積み立て購入することで、購入単価を下げます。