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大和證券のIPO攻略(ポイントプログラムによるチャンス当選回数UP)

はじめましてバナナです。

今回はIPOの主幹証券会社になりやすい、大和證券のチャンス当選について覚書を作成します。

 

【目次】

大和證券IPOルール

大和證券ポイントプログラム詳細

大和證券株主優待

株主優待取得のためのクロス取引

・2019年の株主優待日程(権利確定日)

・限界までクロスするには

 

大和證券IPOルール】

大和證券IPOルールは以下のとおりです。

1.個人顧客へ販売予定数量の10%~15%(予定金額20億円未満~以上)分の抽選

2.落選顧客へチャンス抽選※を行い、10%分を抽選

※プレミアムサービスおよびポイントプログラムにより口数が1~10口に変わる。

新規公開株式抽選参加サービス | IPO(新規公開株式) | 大和証券

 

大和證券ポイントプログラム詳細】

プレミアムサービスは1000万円以上の資産が必要なため省略します。

「申込日前日」のポイントプログラム残高に応じて、抽選口数が変動します。

ポイント残高 チャンス回数
10,000~ 10回
8,000~9,999 8回
6,000~7,999 6回
4,000~5,999 4回
2,000~3,999 3回
1,000~1,999 2回
0~999 1回

 

大和證券株主優待

上記ポイントの獲得方法には2種類あります。

実現可能なものは株主優待のみです。

・支払い手数料の約1%(詳細は省略)

株主優待

 

株主優待は株数に応じて以下のようになります。

保有株数 付与ポイント
1,000~2,999株 2,000ポイント
3,000~4,999株 4,000ポイント
5,000~9,999株 5,000ポイント
10,000株以上 10,000ポイント
※3月末日の株主に対して6月上旬にカタログ発送。
※9月末日の株主に対して12月上旬にカタログ発送。

 

株主優待取得のためのクロス取引

株主優待獲得のためのクロス取引は、売り買いの同時取引で僅かな手数料のみの出費で株主優待を獲得する取引方法です。

1.現物買いおよび信用売り:株式を入手します。また入手時点の株価で売ることのできる権利も入手します。

2.現渡し:入手した株式を、入手した時点の株価で売却します。

なお、信用売りには2種類あり、手数料がわずかに高く在庫の限られるものの、供給不足で証券会社が市場調達した場合の逆日歩の発生しない一般信用を使用します。

・制度信用売り:手数料が安い、在庫無制限、逆日歩(追加費用)の可能性あり

・一般信用売り:手数料はわずかに高い、在庫有限(先着or抽選)、追加費用なし

 

【2019年の株主優待日程(権利確定日)】

株を持っておく日:3月26日(火)、9月26日(木)

売却して良い日:3月27日(水)、9月27日(金)

 

【必要資金】

実際に取引して必要資金を確認しました。

必要資金は以下のとおりです。

 

・まだ他銘柄をクロスしていない場合

 現物買い(成行):前日終値株価+α(※2終値に基づく制限値の上限が必要)

 一般信用売り(成行):前日終値株価の30%の保証金

 ※2:日本取引所の制限値参照

 https://www.jpx.co.jp/equities/trading/domestic/06.html

・すでに他銘柄をクロスしている場合

 現物買い(成行):前日終値株価+α(※2終値に基づく制限値の上限が必要)

 一般信用売り(成行):前日終値株価の30%の保証金-他銘柄保有による保証金

  

他銘柄をクロスしていれば、保証金額が増える※1ので、一般信用売りの保証金が不要になるようです。

※1:クロスで現物を保有すると、現物の80%(銘柄により異なる)の保証金枠が発生します。クロスの信用売りで必要な30%の保証金を差し引いて、株価の50%分の保証金枠が増枠されます。

 

【限界までクロスするには】

以上の内容から、今後のクロス取引の方針を以下のようにします。

・2回以上に分けてクロスする。

・最後から1回前のクロスは、全資金の67%以上が目安。

(資金の67%×保証金枠増枠50%=残り33%分の一般信用売が可能)

 

なお、本記事は筆者の体験に基づいたものです。

詳細は各自各証券会社の規定をご確認ください。