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ファッション、投資、英会話 30代会社員の自己研鑽の歴史です

SBI証券におけるクロス取引手順

はじめまして、バナナです。

初めてSBI証券クロス取引を利用してみました。

ちょっとてこずったので、次回発注時に慌てないように、その内容についてお話しします。

 

【目次】

クロス取引とは

・経緯

クロス取引の手順(一般信用売りと現物買い)

・トラブル内容(現金買い付け余力が足りない??)

・対応手順(キャンセルと現物買いからスタート)

 

クロス取引とは】

3月末は多くの会社が株主優待を出す月です。

(3月末の権利確定日に保有している株主に6月ごろ発送する)

対象の企業数は300社以上とよりどりみどりになります。

一方で、優待の良い(還元率の良い)企業の一般信用株は在庫がなくなってきます。

 

【経緯】

私も株コム証券で抽選枠を狙っていたのですが、ことごとく外れてしまいました。

そこで、今回、新たにSBI証券でクロスすることにしました。

 

クロス取引の手順】

クロス取引にはいくつかの手順がありますが、株主優待クロスと言われるのは以下の2つの手続きを組み合わせた取引です。株価によりますが、50万円までの取得であれば、おおよそ500円以下ぐらいの手数料で取得が可能です。

・一般信用売り

・現物買い

 

【トラブル内容】

今回、SBI証券ANAの株を取得しました。

SBI証券で在庫があることを確認して、15日の一般信用売りを行いました。

②反対取引の現物買いを行おうとしたところ、余力不足の表示が出ました。

 

現物買いは成行で行ったため、前営業日の終値+αの余力が必要になります。

今回は+αまで考慮していたので???となりました。

 

【解決方法】

結果として、以下の手順で無事クロス取引が可能でした。

おそらく、一般信用売りで拘束された保証金によって、現物買いの余力不足に陥りました。現物の80%(銘柄により異なる割合)の分は信用余力に組み込まれますが、一方で信用売りの余力はそのまま消えてしまうようです。キャンセルで復活したのは幸いでした・・・

③一般信用売りをキャンセルする。

④現物買いを行う。

⑤一般信用売りを行う。

 

【まとめ】

クロス取引をするときは、以下の余力が必要になります。

現物買いから始めることで回避は可能ですが、先着順の優待銘柄取得では在庫切れになる可能性が高いです。

 

【必要余力】

30%の信用保証金 + ストップ制限幅分の保証金 + 前日終値

 

参考資料:日本取引所の制限値幅

https://www.jpx.co.jp/equities/trading/domestic/06.html